リハビリテーション
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2022 業績:学会報告・論文など
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2022.6.26 発表 金原賢児, 脳卒中片麻痺者のリーチング動作の改善に向けた体幹拘束を用いた訓練効果の検討:第25回静岡県理学療法士学会、浜松市
2022.11.6 発表 八木一樹, 持続的電気刺激下での促通反復療法と振動刺激併用によって異常感覚が改善した慢性期脳梗塞の一例 :第6回日本リハビリ医学会秋季学術集会、岡山市
副院長 総合施設長 太田裕介
総合施設長経歴
常葉学園医療専門学校 作業療法学科卒
【職歴】
藤枝平成記念病院
おおとみリウマチ整形外科 リハビリテーション科作業療法部 部長
おおとみデイサービス 施設長
【現在】
おおとみリウマチ整形外科、OHANA通所・訪問リハビリテーション 総合施設長
川根本町認知症総合支援会議委員
総合施設長より一言
おおとみリウマチ整形外科、OHANA通所・訪問リハビリテーション、おおとみデイサービスにはリハビリに携わる担当者が多数所属しています。
もっと良くなりたい、健康になりたいそんな皆様はぜひ来院、施設を利用してみて下さい。
皆様の健康の手助けをさせて下さいね。
ご来院お待ちしております。
倉田卓
在宅医療介護推進部部長
理学療法士
リハビリ部 部長
出身:清流館高校(旧大井川)サッカー部OB
コメント
プロ選手、実業団ばかりではなく学生さん、高齢者スポーツの方など様々なスポーツ競技の基礎となる「PHYSICAL(体力)」「RECOVERY(回復)」「NUTRITION(栄養)」「SKILL(技術)」を考え、一人ひとりに応じたサポートプランを作成しております。最終的には、ただ単に治療リハビリをするだけでなく、怪我の予防法、その競技特異性に応じた対処法など総合的にアドバイスさせて頂くことを大切にしております。幼少から育ったここ焼津で皆さんの役に立てる様がんばります!
当院のリハビリの特徴
焼津市・藤枝市・島田市・吉田町はスポーツが盛んな地域であり、多くの企業も建ち並ぶ地域でもあります。そのため、スポーツ障害はもちろん、各職業で必要な動作や生活習慣・日常生活を行う上で基本となる動作による腰痛・肩こりやひざの痛み、神経痛・シビレ、関節痛などでお困りの方は多いですね。
「どこかでこの痛みをみてくれないかな?」
「なぜ痛いの?医者に行くほどではないけれど話を聞いてみたい」
なんてことよくありませんか?どんな些細なことでもよいので聞いてみませんか?
当院は、国家資格を取得しているスタッフが、理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師・日本運動器科学会認定 運動器リハビリテーションセラピストという多職種が医療福祉チーム一丸となって、専門的な観点から身体の状況や動作を分析し、患者様の痛みや動作時の困難に対する治療ポイントを洗い出し、一人ひとりにあった専門性のあるリハビリを行っています。
早期スポーツ復帰ができるようフォローし、現場に戻ってスポーツが楽しめるようにすることから、その後の障害予防まで患者様自ら行えるようにすることを治療目標としています。また社会復帰のため、皆様のお役に立たせてください。痛みや違和感のない日常生活を一緒に目指しましょう。
また高齢化社会を迎え、包括的な保険・医療・福祉を提供できるようになっております。地域包括ケアシステムの中で、整形外科スタッフ・通所リハビリスタッフ・訪問リハビリスタッフが連携し、患者様の住宅での生活を意識したサポートを行えるように取り組んでおります。
生涯のトータルサポート
同じ敷地内に通所リハビリテーション施設と訪問リハビリテーション事業所、さらに関連施設にデイサービスを併設しています。超高齢化社会を迎え、包括的な保険・医療・福祉を提供できるようになっております。地域包括ケアシステムの中で、整形外科スタッフ、通所・訪問・デイサービスのリハビリスタッフが連携し、患者様の住宅での生活を意識したサポートを行えるように取り組んでおります。今後、継続的なリハビリや運動が必要な方など、ニーズに合わせたサポートがスムーズに行える体制、内容となっております。
「痛い」でもレントゲンでは問題ない、そんなあなたに ~超音波エコーの導入~
レントゲンでは写りにくい、微細な骨折や靱帯損傷を診断することができる機器であり、スポーツによるケガには特に有効です。また診断だけでなく、原因部位を実際に撮影しながら治療することにより、丁寧な治療を行うことができます。
当院では痛みの新しい治療法である「筋膜リリース」「サイレントマニュピレーション」を取り入れ、医師の指示のもと、エコーガイド下で原因部位を抽出しながら筋膜に対して注射を行い、癒着(固くなった部分)を緩めることにより、痛み・動きの改善を促します。また、体にリスクが少ない注射であるため患者様への負担を軽減できる治療法です。そのため、その日のうちにご帰宅することが可能です。慢性的な肩こり、肩が上がらない等でお困りの方は是非一度足をお運びください。
当院のスポーツリハビリ治療について
リハビリテーションとは、病気や怪我(けが)、加齢(老化)によって身体に何らかの症状が現れた方に対して、身体的・心理的・職業的・社会的にその能力を出来る限り以前の状態に戻すために行う、総合的な治療訓練のことです。
当院ではスポーツドクターの診断のもと、主に運動器を対象としたリハビリテーションを理学療法士や作業療法士、スポーツトレーナーによるマンツーマン指導で行っています。プロ・アマを問わず選手本人、選手のご家族、専属トレーナーなどとしっかりミーティングをおこない、スポーツ復帰まで親身になって指導してまいります。
多彩な治療法
あなただけのスプリント
指や手の骨折では、骨がある程度くっつくまではギプスや包帯を巻いて固定をします。しかし、最近では関節が硬くならないように早期からギプス固定を外し、関節を動かすリハビリが勧められています。とはいうものの、ギプスを外して自宅で普通に生活していると、「掃除をしていたら指をぶつけて痛い!」、「寝ているときに手が体の下敷きにならないか心配!」といった声が聞かれます。そんな時に、当院では“スプリント”を作成しています。スプリントには患部の固定、保護、変形の予防など様々な働きがあり、セラピストが患者様の手や病態に合わせて作成しています。また、ギプスや包帯とは違い着脱もでき、素材も軽く肩や首への負担が少ないです。また、患部の状態に合わせて修正や再形成もすぐに対応いたします。詳しいことはリハビリスタッフまでお尋ねください。
ギプス・シーネ固定~ケガの初期治療~
ケガをした直後は患部固定による安静が最重要であり、ギプスやシーネによる固定が必要になります。当院の患部固定は医師の指示のもと、固定を専任しているスタッフが行い、一日でも早い復帰のサポートをしています。特にケガの多い足関節に関しては多数の固定法を行っており、くるぶしや足の指の骨折や捻挫などケガの種類・程度により固定法を選択しています。また固定は日常生活において患者様のストレスになりますが、できるだけ快適に生活していただくために一人ひとりの体に合わせた固定材料を作成することを心がけています。
エアロビックエクササイズ~音楽に合わせた運動療法~
当院でリハビリを受けている方を対象に、毎月1回、みんなで楽しく運動できる「エアロビックエクササイズ」を開催しています。
エアロビクスというと激しい運動をイメージされる方も多いかもしれませんが、当院のエアロビックエクササイズは、あくまでリハビリとしてのエクササイズ。意外かもしれませんが、「痛みがある」という方にもエアロビックエクササイズをおすすめしています。エアロビクスは有酸素運動であり、有酸素運動はリハビリの一環として取り入れる運動療法のひとつで、身体の痛みや動きを改善させるために行うものだからです。ほかにもランニングやウォーキングといった有酸素運動がありますが、エアロビクスは音楽に合わせて、みんなで楽しく運動できるのが特徴です。
医師の指示のもと、理学療法士であり、日本フィットネス協会認定 グループエクササイズフィットネスインストラクターの資格も持つ増田洵也が、「腰痛」「頚部痛」など毎月違うテーマでプログラムを作っています。初心者の方も無理なくこなせる内容を考えていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。
・毎月末の土曜日12時~13時
※詳細はお問い合わせください。
当院の治療機器紹介
フィジオアクティブHV
「フィジオアクティブHV」は様々な病院・施設で使用されてます。
その理由は、ハイボルテージ療法です。ハイボルテージとは、高電圧電流による電流刺激を、身体の奥深くまで到達させ、直接患部の炎症の抑制、痛みの軽減、治癒力を促進させる治療法です。
筋萎縮改善や筋トレなどトレーニングにも使用されています。痛みや筋力の衰えにお悩みの方はご相談下さい。
超音波骨折治療器 アクセラス2
一般的な骨折治療では、整復、固定後に骨が自然に修復されるのを待ちますが、「超音波骨折治療器アクセラス2」を骨折部位に当てることで骨が癒合する日数を短縮することができます。
超音波治療器は低出力超音波パルスという弱い超音波を、患部に断続的にあてることです。連続的にではなく、断続的に細胞を刺激することで、骨の癒合が促進されると考えられています。骨折された方の職場や学校への復帰、日常生活への復帰、スポーツの再開なども早期に実現できます。
M.Iインパクト
近年注目が集まっている振動治療。このM.Iインパクトという治療器は振動(周波数)を用いて、筋膜リリースや身体の矯正を行います。治療目的は人間が本来持っている関節・筋肉・神経に存在する「あそび」を取り戻すことで、これにより痛み・痺れ・歪みなどの改善作用が期待できます。痛みを長年我慢されてきた慢性痛でお困りの方には特に作用が出易い治療です。また、神経系への影響もあり、リラックス作用や易疲労性の改善にも繋がります。
当院の地域貢献への道
私たちリハビリスタッフは、部外活動で地域のスポーツ少年団やスポーツクラブに対し、トレーナー活動としてアップやコンディションの指導、応急処置、講演等を行っています。始めた動機としては、単純かもしれませんが高校生やビッグクラブにはトレーナーがついていることはよく目にします。しかし、少年団や中学校の部活などのチームではなかなかトレーナーを派遣してもらうのは難しいという声をよく耳にしました。そして、当院にかかる患者様の中にスポーツ関係の方も多くみられているのに、なぜそこに対してサポートできないのだろう?大切なのはスポーツや運動を元気に健康に怪我なくやれることなのではないかという疑問から、多くは回れないが少しでも地域のためになれることを考えスポーツトレーナー派遣を行っております。現在では5つのチームや大会へのトレーナー派遣、いくつかの講演会を行ってきました。
さらにエアロビクスや野球教室などの障害予防や介護予防にも力を入れております。
おおとみ健康教室(誰でも受講できます:完全予約制)
【院内スタッフ】
・増田洵也 エアロビクス“音楽に合わせた運動療法”:2018.3~
・八木湧気 諸星光汰 渋谷恭介:おおとみ野球教室:高州野球スポーツ少年団、葉梨ファイターズ:2018.1
・倉田卓 八木湧気:ケガの予防と応急処置:焼津西サッカー少年団:2016.10
業績・学会発表
・米加田龍哉:高齢者の転倒における手指巧緻性・注意機能の検討:第31回静岡県作業療法学会,2018.6
・芹田育郎:家族、多職種との連携により食堂での食事が習慣化した事例:第19回東海北陸作業療法士学会,2019.11.16
・太田裕介:座長:整形疾患義手:第19回東海北陸作業療法士学会,2019.11.16
・太田裕介:口演、地域医療シンポジウム、第34回静岡県作業療法学会、2021.6.13
・米加田龍哉:持続的電気刺激と振動刺激痙縮抑制法を併用した促通反復療法によってBranch Atheromatous Disease による
慢性期重度片麻痺の改善が認めた1例、第34回静岡県作業療法学会、2021.6.13